榮光ブログ

アメリカのリサイクル事情〜おもちゃ編〜


日本各地でゴミの分別は当たり前のように行われるようになりました。

環境省の発表によると2015年度のごみの総排出量4,398万トン。東京ドーム約118杯分にもなるそうです。実はこれでも2000年以降日本のゴミは減少傾向にあるそうです。理由としてはリサイクルや分別の普及、法律の制定など、減らす努力によるものです。しかし世界一焼却施設が多いことを知っていますか?

最新の調べによると全国に1,141施設。ゴミ総排出量世界一のアメリカでさえ約150施設。ドイツで約50施設です。(2008年OECD調べ) 日本は世界一のゴミ焼却大国なのです。

 

「東京23区のゴミの問題を考える」より参照

 

ゴミの減少は認められるものの、世界と比較してもリサイクル率は低く、まだまだ日本のゴミに関する課題は多いのが現状です。

 

そんなリサイクルを考えて行く上で、どんなものがどのように生まれ変わっているのか、アメリカのリサイクル事情を紹介したいと思います。

 

「Green Toys」というおもちゃ会社の製品は、アメリカのスーパーで売られているプラスティック製の大きな牛乳ボトルを再生資源化し製品化しています。こだわりは「Made in USA」。そしてパッケージも再生可能な紙を使用しています。もちろんリサイクルだけに特化しているだけでなく、全体的に丸みのある安心なデザイン、有害物質を含まないBPAフリーのプラスティックを使用するなど、安心安全なおもちゃ作りをしている会社です。

 

 

ただリサイクルするというだけでなく、安心な素材に生まれ変わらせ、安全な設計の製品にするという、「リサイクルplus何か」という付加価値がアメリカのリサイクル事情の基本になっている今日この頃です。

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